2016/07/22 19:41
この世の中には実に様々なノート、いわゆるノート・ブックが存在しますが、その中でも一番のオススメといっても良いノートをご紹介します。
機能性はあまり重視しないin my Deskの文房具の中にあって、これはなかなか機能的なノートです(といってもすごく「アナログ的に」ではありますが)。
steno book(ステノ・ブック)です。
これは元々ステノブラファー(速記者)向けに作られたノートです。
今もいらっしゃるかどうかわかりませんが、昔は重要な会議とか裁判には速記者がおりまして、その発言の逐一を紙に記録しておりました。
より素早く正確に記録するために、速記専用の文字とは言えないような文字を駆使します。
完全な技術職ですね。
歴史に残るような数々の重要な会議の記録を彼らはこのステノ・ブックに記録してきたのでしょう。
そして現在では、速記者に限らずあらゆる職種の人に愛用されています。
パッと表紙を開いてみると、なんとも特徴的な紙面が現れます。
基本は横罫ですが、真ん中に左右を仕切るタテ線が1本入っています。
こんなノートはほかにありませんね。
速記者が速記ノートとして使う場合は、まず真ん中の線の左側に速記していって、下まで来たら右側に移動する、というやり方だそうです。
なんといってもこのタテ線がオススメのポイントです。
まず、やはり会議とか講演会を聞きながらのメモ取りですね。
どんどん進んでいく会議や講演会のなかで、まず重要なことを左側に走り書きしておいて、少し時間が空いたときや会議終了時に右側にまとめていくという使い方。
これは私も会社勤めしていたときにやっていました。
普通のノートや手帳なんかにメモするよりもずっと効率が良く、うまく要点をまとめられます。
それからアイデアや考えをまとめるためのノートとしても役立ちます。
左側に思いつくままのことを書いていって、右側で具体的な内容を検討する、みたいな感じ。
そして、このステノブックのように自分の頭の中を完全に左右に分けて考えてみるとき。
善と悪、静と動、明と暗、白と黒、昼と夜、などなど、なにか創作活動をしている人にオススメです。
ものを考えるときって、ただ頭の中だけでグルグルとやるより、紙に思っている事を書いていったほうが断然はかどるし、良い考えも浮かんでくると思います。
やったことがない人はぜひ試してみてください。ステノ・ブックが大いに役立ちます。
もちろん、このほかにも使い方はあなた次第。一度使ったら二度と手放せなくなるノートです。私自身がそうですし、速記というものがあまり行われなくなった現在でもステノ・ブックがきちんと存在し、アメリカ国ではドラッグストアとかスーパー・マーケットで普通に売られているのですから、これはとてもよくできたノートブックであるということがいえるのではないでしょうか。
meadのステノ・ブックなら表紙のデザインもすごくイカしているので持っているだけでも楽しくなります。
明日の朝一番の憂鬱な会議も、少しはやる気が出ると思いますよ。
カラーは、グリーンの他にレッド、ブルー、ブラックがあります。
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